<閉店>札幌で韓国の伝統茶を気軽に楽しめる唯一のお店。青蓮茶室(せいれんちゃしつ)

※残念ながら閉店しました。

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地下鉄東豊線・北24条駅にほど近いマンションの1階。
青蓮茶室は、韓国を 好きになってほしい・身近に感じてもらえるきっかけになれば、というオーナーの思いから、札幌で韓国伝統茶を楽しめる唯一のお店として2002年5月にオープンしました。


店名の「青蓮茶室」はお店のガラス窓にもある月下独酌という詩の作者、李白のペンネームである青蓮居士から。

「本当は全て天然のもので揃えたかったんです。けど、バランスも大事だし、なにせ入れ物にはこだわらない性分なんで…」と笑うオーナーの高橋さんが言うとおり、木の扉をテーブルにしたり、馬に乗る時に使う鐙(あぶみ)を一輪挿しにしたりと、古いものと新しいもの、木のものとガラスのもの…一見正反対のものがバランスよく調和し、元車庫・事務所ということを感じさせない空間を作り出しています。

お店で出す韓国茶は韓国で飲まれるポピュラーなものを、現地の老舗茶屋・伝統茶院(博統茶院(チョントンダウォン)(=耕仁美術館内にあるカフェ)のレシピに沿って、どれも時間をかけてじっくり煎じてあります。

「韓国で一番のお茶屋さんのレシピを使っているので、青蓮茶室は世界で1.5番かなぁ(笑)」。

そう言うのも納得できるほど、韓国で材料を調達し手間暇をかけて作るお茶は、まだ韓国に行ったことがない私でも、不思議とほっとする味。

韓国茶の種類

五味子花茶(オミジャファチャ)

果実の中に、甘(かん)、酸(さん)、辛(しん)、苦(く)、鹹(かん=塩味)の五味を持つという朝鮮五味子の実を水に漬け、花形に抜いたりんごと松の実を散らしたもの。

ちょっと酸味のあるすっきりとした味わい。汗を止めたりのどの渇きを癒す作用があるとか。

水正菓(スジョンガ)

肉桂(シナモン)と生姜を煮出して冷やしたものに、やわらかな水分たっぷりの干柿を入れ、松の実を散らしたもの。

韓国では夏を乗り切るポピュラーな飲み物。
砂糖の甘さにはないや柔らかい甘味で、胃を活発にする作用があるといわれています。

雙和(サンワ)茶

桂皮、甘草、芍薬など9種の漢方薬を煎じたもの。

飲みなれない人には独特の味ですが、体に効く感じがします。
お店では顆粒にしたインスタントの雙和茶も販売しています。

こちらで初めて韓国茶をいただいてから、韓国茶の魅力にはまってしまいました。

お茶は韓国茶のほかに、中国茶・台湾茶・日本のお茶も飲めるので、お話を聞きながらあれこれ試してみるのも面白いです。

お菓子は試行錯誤の段階だそうですが、見た目も美しく、どれもお茶にあう上品な甘さ。

小豆餡のゴマ団子は日本でもポピュラーですが、蓮餡の実入り胡麻団子は珍しいのではないでしょうか。

味は小豆よりも甘さが控えめで、上げたてのアツアツが美味!
胡麻団子を盛りつけた蓮の形のお皿もイメージにぴったりです。

小さめの足つきグラスに入った冷やしぜんざいは、小豆だけでなく緑豆やヒヨコマメなど、いろんな豆をほっくり煮て冷やしたもの。
見た目も涼しげで楽しいぜんざいです。

お昼の日替わり青蓮御飯も美味です。
早めに行っても売り切れている時があるほど。


お客さんは時間帯によってさまざま。

若い人だけでなく、近くに住むおじいさんが「以前に来て、とても良かったんだよ。」と奥さんを連れて買い物帰りに立ち寄ったりと、胡弓やニ胡の音楽がながれる店内で、みんなのんびりと時間を過ごしています。

こういう素敵なお店はできればいつも空いていてほしいと、ついついそう思ってしまいます。

メニュー

-韓国伝統茶
・雙和茶(サンワチャ) 650円
・柚子茶(ユジャチャ) 500円
・花梨茶(モグァチャ) 500円

-中国茶
 ・凍頂烏龍茶 600円

-日本茶
・星野村八女新茶 650円

・胡麻団子 (小豆・蓮餡) 400円
・青蓮御飯 700円

最終更新日: 2002-07-20

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青蓮茶室(せいれんちゃしつ) BLUE LOTUS TEA ROOM

  • 住所:〒001-0023
    北海道札幌市北区北23条西5丁目2-21 メルローズプレイス1F
    ※残念ながら閉店しました。

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