住宅街の中に立つ、オレンジ色の壁に石造りの入り口のお店、レ・リシェスはフランス・パリでの修行、その後日本の料理店で技術を磨き、菓子コンクールでの優勝経験をもつ若いパティシエとその奥さまが、2000年9月にオープンさせました。

店名の「レ・リシェス」はフランス語で「大切な宝物」という意味。
ケースに並ぶ、美しく丁寧に作られたお菓子たちはツヤツヤとしていて、まさに宝物のようです。

ほぼ常備されているりんごのタルトを初めて食べた時、ほろ苦いキャラメルにソテーされたりんごと、ごりごりっとした固めのタルト生地の素朴な味わいに感激した覚えがあります。

今回のお菓子4種は、
左上:<桃のキャラメルムースタルト>
   アーモンド粉とメレンゲを併せたムース(のようなもの)の上に、
   キャラメルをかけ、ソテーした桃が乗っています。
    
左下:<いちぢくのタルト>
   キャラメルでソテーしたいちぢくをタルトに詰め、こんがり焼いたもの。
   ふちにココナッツをまぶし、全体の味をはっきりさせています。

右上:<タルト・オ・シトロン>
   焦げるギリギリまで焼いたようなほろ苦いタルト生地に
   まろやかなレモンクリームを詰めたもの。
   それぞれで食べるとくどいかな?と思うのですが、
   両方を口に入れるとタルトのほろ苦さと
   クリームのまろやかさがうまくあって意外とあっさりとした味になります。

右下:<シブースト>
   キャラメルムースにオレンジを加え、酸味のある味に仕立て、
   スポンジの上に乗せたもの。
キャラメルを使った焼き菓子が多く、どれもしっかり、はっきりしていて濃厚な味です。
タルト生地はやや固めで、食べ応えがあります。

大体月に1度のペースで新作の季節のケーキが食べれるので、行く度に繊細な飾り付けをされた新しいケーキを見るのが楽しみです。また、店頭に置いてあるお便り(?)も新作ケーキの解説やケーキの名前の由来、フランスでの風習などケーキについての豆知識が手書きで書かれており、これもお店に行く楽しみのひとつになっています。

やわらかい日差しの入る居心地のよい店内には、作りたてのケーキがその場で味わえるイートインスペースがあり、日本ではあまり知られていないフランスの「ヴェノワズリ」と呼ばれるデニッシュ等のフランス風パン、約8種類の出来たてを食べることができます。
(2002/12/28)
Les Richesses
-レ・リシェス -

札幌市清田区平岡公園東5丁目1−1
(青葉平岡通沿い)
011-883-1118

10:00-19:00
月曜日定休(祝日のときは翌火曜休)