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VOL.02

山崎久子さん

1973年生まれ
高校卒業後、服飾の専門学校へ。
その後、2度の留学を経て、現在札幌市在住。
 
 
 
Diskaというブランドを展開している、
札幌市在住のデザイナー山崎久子さん。
デザイナーという道を選んだきっかけや、これからの話を伺いました。

−デザイナーという職業は小さい頃からの夢だったのですか?

「中学生の頃は服好きだったけれど、デザイナーになりたいという気持ちはとくにはありませんでした。服飾の専門学校に入ったのは高校卒業後の進路を考えたときに消去法で残ったから。当時はファッションデザイナーになりたいわけではなかったですね。学校に行って技術を学ぶ、という意味では勉強になりましたが、逆に学校に入ったことによってファッション業界に興味が失せてしまったんです」

−それはなぜですか?


 「純粋にファッションだけを学ぶ場ではなかったから、かな。外とのつながりを大事にしすぎるようで、
くだらないと感じたんです。あとは、グランジに夢中になっていたことがあったのですが、音楽が流行った
後にグランジファッションが流行る。その流行の構図をつまらないと思ったから」

−そんな中でファッションへの関心が続いていたのはなぜですか?

 「専門学校にいた時は服以外のことに興味があったからでしょうか。だから自分らしさを持っていれたんだと思います。やりたいことをやる、というスタンスは今も変わっていません」

−卒業後、Mac、写真、留学…興味のあったことを色々となさって、洋服にたどり着いたのは友人と始めたグループ展がきっかけだったとか。

 「グループ展を始めたきっかけというのは、『お店は持ちたいけれどお金も場所もない。でも、それぞれの得意分野で何かやりたいね』、とインテリアの勉強をしている高校時代の友人と話していた時、共通の知り合いであるCOUNTRY STORE(カントリー ストア)というアンティークショップのオーナーに、場所を借りて短期間でやってみればいいじゃない、とアドバイスされたんです。
じゃあやろうか、ということになったのですが、展示するものがなかったので服を作ろうと思って。それが服を作り始めたきっかけになりました。
初めての時は作品を見せるというよりは、空間を埋めなきゃという気持ちの方が強かったですね(笑) 」

そのときにアドバイスされた一言が、自分たちが作ったものを売るきっかけになったそうです。

−そのグループ展は東京が主体だそうですが、どのくらいの間隔で続いていますか?

 「半年に1回のペースで、今年で7年目を迎えます。友達の友達とかが参加したりして11月に行われた14回目の参加人数は16人という大所帯でした。作るもの、趣味などがばらばらなものを見ることで、刺激を受けて頑張ろうと思います。」

−ブランドの名前「Diska」の由来は?

「いろいろなことを自由にやりたいという思いから、何の意味も持たない言葉にしたかったのでスコットランドのBisというバンドの曲名からとりました。」

−シンプルなデザインと柔らかな色使いの服が多いようですが、コンセプトは?

 「自分の納得のゆくものを作りたい。自分の着たいものを作るというのが基本です。」

−インスピレーションはどこから?

 「町にあるものを参考にしたりはしますが、作図中にふっと浮かぶこともあれば、作れたらなぁと思ってはいても形にならないこともあったり…。生地を見てデザインを考えることもあれば、その逆もあります。半々くらいかな。」

−作る上で大事にしていることはなんですか?

 「少し前からですが、素材を大事にしようと思っています。綿・麻などを意識的に使うようにしています。」

−これからはの予定は?

 「今は作るほうが楽しいので、お店は持ちたいと思っていません。
常に製作する側に居たいし、いま完成していない部分を次回の作品に向上させたい。色々なことを見たり聞いたりして、今したいことをするというスタンスで、自分の納得できる、流行にこびないものを作ってゆきたいと思っています。発表できる場所は札幌にはこだわりません。」

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個人的に興味があったのでお聞きしてみました。

−刺激を受ける場所はどこですか?

 「東京の国立にあるainee(エネ)というセレクトショップ。ケイタ マルヤマやミナといったブランドから地元のアーティストの作品まで品揃えが多くて見ていて楽しい。あとはバーニーズニューヨークや、コンランショップも見ていて楽しい場所のひとつですね。」

−札幌でよく行く場所は?

 「タワーレコードとハンズ。cafe ruiとりんごの木というパン屋さんも 定番です(笑)」
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現在山崎さんの作品を買えるのは東京でのグループ展か、ショップainee、札幌では地蔵商店(こちらはエプロンとショッピングバックのみの取り扱い)だそうです。
手にとって直接見れるチャンスが少ないのがとても残念です。

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